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2017.06.22

50年目の庚申山は花いっぱい!

(深田)日本百名山に選ばれて登山者が急増したらしい皇海山2144m。
私が登ったのは49年前(1968年11月)で、当時は庚申山から一泊行程が当然で、なかなか行けない山でした。
最近は群馬県側の林道奥から数時間で簡単に登れるらしい。なんだか必死に探した穴馬が有名になってしまい配当金が下がってしまったみたい、と言うと例えがおかしいか?

この山から名付けられた「コウシンソウ」を見るのが今回の最大の目的。
登山口は銀山平(今では奥只見の方が有名だが)まで我が家から76kmだが早朝で道が空いており1時間半で着いた。平日だが駐車場には車が十数台、群馬以外のナンバーも多い。
49年前にここから庚申山を経て皇海山に登った時は足尾線(今はわたらせ渓谷鉄道)の通洞駅からバスで小滝までだったので1時間以上楽した訳だ・・・

二日前に100kmマラソンを走ったばかりで、脚は万全ではないが、翌日からずっと雨模様と言う天気予想で急遽決めた。

7:15出発、標高810m
真面目に早いな。ランニングのリハビリを兼ねての山行なので今回は走りやすいローカットの靴、運転も支障ないので便利~
緩い登りなので、走っているのか早歩きか判らない速度で。

最初は舗装されているが途中から砂利道に。「落石注意」の標識が生々しい。
どたどたと走りながら、花などを見ると緊急停車(笑)
Dscn6596
まずは木陰に「ハナニガナ」

抗夫(光風)滝の標識はあったけど葉が茂って見えない・・・
Dscn6613
頭上のコレはなんだろう、判らない?

途中にフタリシズカが沢山ありましたが、その先に
Dscn6618
二人ではなく大勢ガヤガヤ(笑)

途中には「天狗の投石(なげいし)」と言う大きな石が積み重なった斜面には独特のシダ類が生えてます。
同じような地形がこの後も数カ所ありました、火山活動の名残か?

Dscn6645
ハクサンハタザオかなあ?判然としません。

あちこち寄り道をしたのでほぼ1時間で登山口の一の鳥居に到着。
4km、登り240mなのでこれでも歩くよりは多少早かったかな?因みに下りは30分でした。
ここからは水の面沢沿い、エゾハルゼミの声が頭上から降り注ぐ気持ちの良い林間の道、
途中の流れでのどを潤す。小さな沢だけどきれいな小滝が沢山ありました。

Dscn6657
ミツバツチグリかイワキンバイか?
Dscn6686
カラマツソウ
伝説を秘めた鏡岩を過ぎ、何回か橋で沢を渡り返しながら進みます。
「家庭円満を尊ふ夫婦蛙岩」や「木枯らし紋次郎岩:勝手に命名」、「仁王門」などささやかな名所を過ぎ、
開山の祖、勝道上人(日光開山でも知られる)碑のそばにはヤマツツジが咲いていた。

途中には「」丁目という標石があり、114丁目が庚申山、と説明がありましたが、
9:45着、そこは山頂でなく猿田彦神社跡(1430m)でした。
ここから左に行けば庚申山荘(昔泊った)を過ぎて山頂まで1時間半とルートマップにはありますが、
右の「お山周り」コースを選択、こちらにコウシンソウ自生地があるらしいので。
「この先は上級登山者向きのコースです。初心者のかたはご遠慮ください」
と表示があり、時間も1時間20分余分にかかるようだが前回行っていないし。
(実際には鎖や梯子もしっかりしており安心して歩け、花も豊富で楽しかった)。
Dscn6839
昔から有名な場所だったらしい。

京大嶺峯山荘(なんでこんな所に京大の小屋が?)手前の小沢にきれいな場所があった。
ちょっと寄り道して写真を撮りまくる、一人旅の気楽さ。
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本当にきれいな場所でした。

写真クラブの仲間を連れてくれば素晴らしい写真を撮るだろうが歩けるかなあ・・・
20分ほど寄り道をして再び登山道へ、ジグザグにぐんぐん高度を稼ぐ。
周りにはミズナラが目立つが、コウシンソウはないかと足元にも注意。

と、向こうから三人連れが降りて来て「ありましたか?」当然コウシンソウの事だ。
『なかったですねえ、地図ではこの先みたいですが』
「Kousinnyama.jpg」をダウンロード
「ユキワリソウは沢山あったけど、見落としたのかしら?」
逆戻りして行きました。
Dscn6720
名残のシロヤシオもきれい。

そして岩場に着くと、
Dscn6733
小さな桜草が沢山咲いています。ユキワリソウらしい(ローカルネームはコウシンコザクラとも)
袈裟丸山で見たユキワリソウより小さいけど途中至る所に群生していました。

急な岩場を見上げると
Dscn6735
ありました!コウシンソウ。初めて見ましたが小さい!
確かにこの周辺には群生していましたが、何故か急な岩場ばかり、
養分が少ないので食虫植物らしいが。
Dscn6741
近場にも。何枚か写真を撮り20分ほど滞在してから急な道を下ります。

途中で毛皮と角、蹄だけになったカモシカの死骸。骨は栄養があるので他の動物に喰われたのか?
「鬼の鼻こすり」という狭い岩場の下に珍しい花が咲いていた。
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かなり先で萎びたこの花を撮っている人に「ミヤマハンショウズル」と教わった。
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可憐なヒメウツギ。
ユキワリソウは本当に沢山ありました。
メガネ岩、胎内潜り、庚申の岩戸など岩山ならではの名所を過ぎ(サイズの関係でこれらの写真はパス)
12:22 一般道に合流。結構時間かかりました。次回来るならコウシンソウの咲く岩場だけ往復もありかな?

ここからも何回か梯子を上り、緩い林を過ぎ1892mの三角点の先に
12:58庚申山着 1902mと表示があり。
少し進むと展望の開ける場所がある。
Dscn6811
皇海山はここから見た姿が一番立派だ!右遠くに見えるのは
Sukai
笠ケ岳、至仏山のようだ。肉眼では見えたがこの写真では判然としない。
右に目をやると奥白根から太郎山、男体山など日光の名峰が勢ぞろい。
しばし展望を楽しみ昔を回想するひととき・・・
咲き残りのアズマシャクナゲもあった。
13:30 下山開始

Dscn6831
クワガタソウ、二本突き出した雄しべが名前の元だろう。
面白い岩場や花々を楽しみながら下山、途中に「南総里見八犬伝」の中にこの山が書かれており、色々な岩場の名前が紹介されている、と説明版がありました。
更に下って行くと、
Dscn6836
クリンソウのちょっとした群落がありました。

15:15 一の鳥居まで戻る。ここに「庚申七滝100m」と標識があったので荷物を置いて往復。
ただ、道が崩壊しているとの事で全部見られなかったのは残念。
さあ、走ろう。最初のオフロードは石を避けながら慎重に進み舗装されてからは快適に。
16:06 銀山平キャンプ馬に戻る。

7:15~16:06、9時間かかったが、途中相当に写真を撮ったり寄り道したのでまあ、こんなモンでしょう。
また行きたい


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Comments

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Posted by: agettph | 2017.09.14 at 12:35

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Posted by: agettph | 2017.09.14 at 12:34

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Posted by: agettph | 2017.09.14 at 12:34

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