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2018.10.27

今回は絶景の蝶ケ岳

前回月末に行ったが、山頂からの槍穂高は見えなかった。
今度は天気予想でも天気図を見ても晴れるのはまず間違いない!と再訪(10/25)。

いつものように上信越道~長野道安曇野ICで下り烏川林道へ
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常念がくっきりと、期待通りだ。ところが・・・
ところが、途中に「通行止め」の看板が、駐車場から3.5km手前。途中に「時間通行止め」の看板はあったが、最近の台風で臨時に通行止めになったのか?
通過に問題はなそそうだが、帰りに止められてしまっても困る、ここに置いて行くか・・・
標高差250mくらいなので歩いて1時間位だろう、ロウカットシューズなので帰りは走れば30分ほどだろう。

6:45 出発、979m 山頂までの標高差は1700mほどになる。300m/Hで計算すれば5時間40分?
紅葉がきれいだ。車が何台か追い抜いていく、やはり「時間通行禁止」の意味だったのか?そうならそうとはっきり書いてよ。
50分で一般駐車場(本来の駐車場の800m手前)更に20分ほどで三股登山口1300mに。

ここから登山道に入る。
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カラマツの中の緩い登り、帰りは走れそうだ。

9:36 まめうち平1910m、「駐車場」からここまで2時間、トレーニングのつもりで真面目に歩いた前回は1時間50分だったからそんなに変わらないな。
50mほど下り登り返す、2000mを越えると梯子階段が連続するようになる。
この山を「トレランコース」として紹介している本があったがここは絶対走れないな・・・
途中からすっかり霧の中に入ってしまった、そのうち晴れるだろうな、
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高度が上がると霜や霜柱が、今年初めてだ。その内足元にも雪が。

空が明るくなってきたな、と思ったら
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雲の上に常念が!期待しよう。
2400mを過ぎると梯子階段は終わる。
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2600mで大滝山からの道と合流し稜線に出る。
さあ、景色を楽しもう。そんなに寒くないがヤッケを羽織る。

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常念の左に大天井、左手前が蝶槍
「jonen.jpg」をダウンロード

12:22 蝶ケ岳山頂着2677m、スタートから5時間37分。5時間40分の計算でピッタリ!ではないか。

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槍ヶ岳、左に

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大キレッと、更に左に

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穂高連峰がズラリ!
ワイドで全景を

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山々の名は
「hodaka.jpg」をダウンロード

南の大滝山から南は雲が多いが
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ここは下の梓川まですっきり見えている。

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焼岳の左には

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霞沢岳と乗鞍方面は霞んでいる、御岳は麓だけ。

槍ヶ岳のアップ
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と穂高のアップ
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さあ、蝶ケ岳ヒュッテで昼食だ。
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絶好のロケーションである。

昼食はカップラーメン、山頂から近いのでここでお湯を入れてから往復すると丁度いい?
今日は天気がいいので外のテーブルで。

また山頂に戻って写真を撮ったりしてから下山。
13:15 山頂出発

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さよなら、また来年もくるよ。花のころに

2500m位まで下ると霧の中に入り遠くは見えなくなる。
1500mあたりまで下りると雲の底に出た。

旧駐車場からは走れる。
15:40 森の駐車場横

16:05 車着 行動時間9時間20分、ちょうど手ごろだな。

前回8月30日に行った時はまだ花も残っており「夏の終わり」という感じだったが、
今回は「冬の初め」季節の移ろいは早い。

車で下って行くとあたりは晴れ、あのあたりだけ雲がかかっていた。
それにしても今月は良く山に行ったなあ~

4日八甲田山、5日日光半月山&狸山、8日火打山(高谷池まで)、22日半月山(ほんの散歩)
そして今回。20日の伊南川100kmも標高差1100m登るし沼山峠までは文字通り山登りだった。

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2018.10.08

4年ぶりの八甲田「山酒会」

4年前の記録はココ
この時は秋田100kmマラソンを走った翌日で、大岳から仙人岱経由の周回コースだった。

今回は64kmマラソンから中三日あり大分楽だ。「山酒会」とは昔の会社時代の山仲間(飲み仲間)の集まりで年一回会っている。普通は山を下りてから宴会だろうが、ここはまず宴会、翌日登るというハードなもの(笑)

今回は9人(62~75で団塊の世代が中心)
前日は新幹線の七戸十和田駅で集合し、奥入瀬渓谷と田沢湖を見物してから酸ヶ湯へ。
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水連沼からの八甲田連峰、大岳の頭は雲の中。

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酸ヶ湯、ここも30年以上前の冬には3年ほど通った。
宴会ではさすが寄る年波には勝てず、各自持ち寄った酒を消化できず帰路の楽しみとなった。

翌日は朝風呂の後、宿のバスでロープウェイまで送ってもらう。
9時始発のロープウェイ
晴れ、の予報に反し雲の中
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元気に?出発。

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田茂苞岳は湿原でどこが頂上かわからない。
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草紅葉には少し遅かったかな?

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足元にリンドウが?と思ったらイワギキョウだった。
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少し急な登りで赤倉岳1548m、まだ雲の中だ・・・

僅かなアップダウンで井戸岳、ここから噴火口が見えるのに、と思いながらゆっくり歩くと
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晴れた! 真面目に先に向かったチームは見えなかったろうな。

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端正な高田大岳も

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あとはやや急な下りで避難小屋へ、目前が大岳だ

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井戸岳の山肌の赤いのはチングルマの紅葉

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避難小屋着、先行組は昼食中、ここで3人だけ大岳を往復し、他の人にはここから下ってもらう。
ここから登り150m、往復45分と踏んだ。

今までとは異なり岩交じりの山道
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相変わらずガスっていたが、下ると見えてきた。
小屋の前で軽く食事をとり下山、追いつくかなあ?

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大きな湿原地帯に出る。

ここを横切り、階段を下ると
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眼下に毛務岱が広がり素晴らしい景色だ。足元は不安定だが写真を撮りまくる。

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素晴らしい紅葉、空も晴れてきた。

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振り返ると大岳に色とりどりの裾模様。

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最後に急斜面を下れば酸ヶ湯、ナナカマドが美しい。

今回のルート記録
Map

データ、ゴンドラ終点からの記録なので登りと下りの標高差が異なる
Data

宿、山、天気とも最高だったが、何より素晴らしかったのは仲間です。
皆さんお世話になりました。


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